さぬきよいまい
清酒を造る際に酒米(酒造好適米)が重要だということは理解しやすいと思います。有名処としては、山田錦を筆頭に、雄町、美山錦、五百万石、それに香川のオオセトあたりは私でも覚えています。ちなみに、香川を代表する酒米であるオオセトを命名した方とはかつて同じ職場でした。そんな中、香川大学がオオセト×山田錦という交配により「さぬきよいまい」という酒米を育種し、これを原料として造った清酒が販売されたとのニュースを見ました。そして、さっそく買ってみました。
転記させていただくと、「香川独自の酒米を造ろうと、1990年から香川大学農学部で育種がスタート。何千通りの個体から「オオセト」と「山田錦」のめぐり合わせにより誕生、平成18年に「さぬきよいまい」と命名。構想から二十年……研究者、篤農家、讃岐蔵人の想いと讃岐の自然、文化、風土に醸され、たすきを渡すようにみなさまのもとへ-愛し、愛され、さぬきの酒。」とのことです。
飲んでみた第一印象は「酸が強いなぁ」。スッキリ感というより、よく言えば芳醇、悪く言えば重くしつこい味わいで、アミノ酸も多い印象です。酒造好適米というと、粒が大きく、タンパク質が少なく、はぜ込みがよい(心白がある)、ということを習いましたが、はたしてさぬきよいまいはどうなのでしょうか。飲んだ感じではあまり良さを感じることができませんでした。「オオセト」×「山田錦」というのもあまりにも工夫がないような・・・。それに純米(720ml)で1,250円はやや高いですね。
【お酒のデータ】
金陵 さぬきよいまい全量使用・純米酒(720ml)
醸造元:西野金陵(香川県琴平町)、購入店:マルナカ春日店
購入価格:1,250円(税込) 満足度:68点
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コメント
私も、構想から20年かけ誕生した新しい香川県産酒米「さぬきよいまい」(このネーミングにはガックリ)を原料に使用し醸したお酒には大変な興味というか期待を抱いていました。呑んでビックリ!単に酸が強ければ通好みで個性的で良いというものではありまさせん。「新しい香川の酒」、優しくも力強い、あたたかくも芯のしっかりしたお酒を期待し、香川の酒文化を代表していく象徴的なお酒になるだろうとワクワクして呑んだだけに、しばらく呆然。作り手の”ひとりよがり”と思ったのは、私だけでしょうか?
投稿: ヤスヒロ | 2009年2月28日 (土) 12時48分